ブエノスアイレスという映画がありまして。
世間の評価はどうなんでしょう？
カンヌ受賞作品？芸術作品？ホモ映画？？
もう何年前のことなんだろう・・・私はこの監督の作品が好きで、レスリーが好きなので、映画館で見ました。
まぁね、名優二人がブリーフ姿でがっつり絡んでますけれど、でもなんというか、場面場面はとてもキュート。
そして、レスリーをみるといつも思うことだけど、背筋を伸ばして美しく生きる努力をしなくちゃいかんよなぁ・・・と痛感する。
 
ストーリーはと言えば、どん詰まりの男男のカップルが、地球の反対側でやり直そうともがく話。
美しくて、プライドが高くて、甲斐性なしで、残酷な受と静かで、優しくて、愛情をひたひたと燃やし続けてる攻。
って、なんちゅう要約。
もう別れようって、美しい恋人は飛び出してゆくんだけど、ある日、両手を怪我して帰ってくる。
優しい彼は迷惑がりながらも世話をする。治ったらどうせまた飛んで行ってしまう、そうならないように閉じ込めてしまいたいとか思いながら・・・（というか実際パスポートを隠す！）。
 
長々と書きましたが、これ、どうにか脳内変換できんものかと思ったのです。
一・氷で（爆）。
思って失敗したという話です。
大体この二人、怪我したら、絶対互いの元には寄り付かない。
一輝はカノン島でじっとしてそうだし、氷河は・・・仮に誰かの力を借りるとしたら紫龍なんじゃないかと私は思う。
瞬君の前では格好つけたいと思うし、我が師には失態をみられたくないかもしれないし。
紫龍なら、なんか甘えられる。
いいな、紫・氷・・・とも本気で思った。
カミュ←氷前提でミロにあれこれ教わっちゃったのちの、紫・氷。
知的な紫龍が、鬱々と嫉妬に苦しむわけです。あはは。
 
両手怪我というシチュエーションはまことおいしくて、優しい彼は体を拭いたりご飯作ったりしてあげます。熱出しても、料理作るのは彼の方。
でも、誘惑にはのらない、のってたまるかと思っている。
で、背中向けて眠ろうとするんだけど、残酷な彼の方が、背後から腕をまわして言うわけです。
「手に優しくしてくれ。」
うわぁぁぁ、なんて殺し文句なんだぁぁぁっ！！
 
絶対言わなそうだけど、聞きたい。
包帯くるくるした氷河が、後ろから抱きついて「手に優しくしてくれ。」
くぅぅ！！
右手凍傷の兄さんでもいいけれど・・・。
でも一番似合うのはミロ様かな？？
 
ブエノスアイレスという土地も、一・氷に合うと思うのです。
もう、ヨーロッパはカミュのテリトリーだから。
映画では、二人がダンスを踊るシーンがあるんですけどね。
それがまた超きれいなのです。
いえ、鳥類の踊りじゃなくて・・・。